変化の流れを読み即応するために

 2022年に入ってから当教室もコロナ第6波に翻弄され、気づけば春休みも新学期開始もゴールデンウィークも、怒涛のように過ぎ去っていきました。可愛い新入生たちも、今やなかなかの減らず口を叩けるようになっています(笑)。中学生たちは、早くも今年度初の定期試験の真っ只中です。諸事の変化が早過ぎて意識が遠のきそうです(ブログをずっとサボっていた言い訳にもなりませんね)。
 コロナ禍に加え、国家間秩序にも大変動があり、国際協調の中でしか生きられない私たちの暮らしも人流・物流の制約で大きく変わろうとしています。教育界も例外ではなく、今年の高校1年生から高校の教科編成は探求学習を軸にすっかり様変わりし、ここ愛知県でも来春から公立高校入試制度が刷新されます。今まで良かった事柄や方法がこれからも良い、という保証はどこにもなくなってしまいました。
 生物界では当然の摂理ですが、いくら優れて繁栄していても変化に対応できなければ衰退せざるを得ず、変化に強い種だけが生き残ります。あまりにも繁栄して生息規模が大きすぎたり、旧来のあり方に縛られていたりする集団は軌道修正に時間がかかる分、なおさら変化に弱いものです。安定の時代の良識が変化の時代には非常識ともなり得る、その危険を意識しつつ変化の流れを読み即応することが、今求められています。
 そのためには、あふれる情報の取捨選択が死活的に重要だと思います。私たちが日々目にし耳にする情報は、情報自体の鮮度がその価値を左右しますし、情報統制とまで行かなくても、真実から加工されているのが普通です。誰がどんな立場から発信しているのか、何が真実に近いのか、いちいち判断していかねばならず、ましてや真偽不明のまま情報拡散するなど戒めなければならず、SNSの世界へも近寄りがたく感じる始末です。
 とはいえ、子どもたちは、これからずっとこういう世界を生き抜いていかねばなりません。単に進学・就職のためだけでなく、生き抜くための情報リテラシーとしても、日本語・外国語能力をベースとし、ICT技術などを最大限活用できる情報処理能力を着実に磨いてほしいものです。

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