【祝賀会ラッシュに想う】

今週火曜は、小4セレナちゃんの親守詩作品が愛知県知事賞を獲得したお祝いの夕食会でした。そして、今夜は、高3生コウスケくん、サトシくんの第一志望大学推薦入試合格の緊急祝賀会です。顔を見るまでドキドキしています。

エコル・ア・パンセではなにかおめでたいことが起きると、普段の夕食に加え、ささやかな自家製ケーキや言葉で祝います。今まで、合格祝いはもちろん、インターハイ出場激励会や海外からのお客様の歓迎会など、さまざまなイベントを夕食時に行ってきました。気軽にこのような時間を持てるのも、同じ釜の飯を食する時間帯を設けているメリットといえるかも知れません。

個食・孤食と言われて久しいですが、前職のとき、コンビニ弁当を塾の空き教室で一人で食べる10代の姿を目にするときほど、胸が締め付けられることはありませんでした。毎日の光景なのに見慣れてしまうことは決してありませんでした。この切ない思いがエコル・ア・パンセの原点だったことを思い出します。小学生から若い講師たちまでさまざまな年齢間で旬な話題の会話などを楽しむ夕食タイムは、エコル・ア・パンセの無形財産です。身体と心の栄養の良いバランスなしでは頭脳の成長もないと思ってます。これからも、皆で同じおやつやシェフ手作りの温かいご飯を食べ続けることができるよう、地道に活動し続けていきます。

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シンガポールの教育事情から