青年よ、宇宙へ飛び出せ!

野口聡一宇宙飛行士が搭乗した、アメリカの民間会社・スペースX社の新型宇宙船「クルードラゴン」が、先ほど打ち上げに成功しました。気象条件から一旦打ち上げ延期になったものの、無事宇宙へ飛び出し半年間の国際宇宙ステーション(ISS)の滞在になります。ISSから見る地球は、まるで青い空を見上げるような感じだそうです。半年の間、様々な過酷な試練にも遭ってしまうかもしれませんが、野口さんとクルーの皆さんが不屈の精神で乗り切って、無事に地球へ帰還されることを切に祈らずにはいられません。野口さんにとっては3度目の宇宙、それが民間企業によって実現したということに時代の流れを感じます。日本企業も宇宙食開発などで寄与し、クルーたちの長い宇宙生活に楽しみを与えてくれるでしょう。企業努力という点でもスペースX社始め、関係各社へ敬意を表したいと思います。

折しも、先日日本で13年ぶりの宇宙飛行士の新規選抜が発表され、コミックやアニメで人気の「宇宙兄弟」さながらの日本人初・月面着陸の可能性も膨らんできました。私の密かなる夢、エコル・ア・パンセ卒業生から宇宙飛行士誕生!も可能性ゼロではなくなってきました(笑)。自分は年齢的にも宇宙へ飛び立てることはなさそうですが、塾生のみんなにとっては宇宙旅行は単なる夢物語ではないはずです。誰でも大きな目標を抱くと、顔つきが変わります。宇宙飛行士はちょっと、、、という人でも、ドラマ「下町ロケット」に出てきたような血の滲むような努力を厭わない技術者を目指すこともできます。自分には無理かもしれないけど挑戦してみたい、と思える目標を持てたなら、日々の小さながんばりがその実現へと導いてくれるでしょう。そんな、マインドを持った子どもを育てていけるように、塾生たちとの接し方を工夫し続けたいです。

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